がん発見率の高い理由
乳がんの早期発見は、治療の選択肢を広げ、生存率を大幅に向上させます。無痛MRI乳がん検診は「高精度」「死角がない検査」という2つのポイントから、マンモグラフィの5倍*のがん発見率を実現しています。本記事では「高精度」と「死角がない検査」という2つの観点から解説します。
* 直接比較データではありません。
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精度の高い検査
無痛MRI乳がん検診は、従来のマンモグラフィーやエコー検査では難しいケースでも高精度な画像を提供します。
- 1. MRIを利用した詳細な画像
- MRIは、乳房の内部構造を極めて詳細に可視化します。これにより、従来検査で見つけにくかった小さな病変を特定できます。
- 2. マンモグラフィー検査との比較
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70歳代ぐらいになると乳腺が萎縮してきて、乳房のほとんどが脂肪になります。この状態でマンモグラフィ検査をした場合、乳房は透き通って見えるのでがんは見つけやすくなります。
ところが、50歳ぐらいまでの方の多くは、乳腺が豊富に存在し、これがマンモグラフィでのエックス線を通しにくい為、乳房の中央部が白く(濃度が高く)写ります。これを高濃度乳房といいます。
マンモグラフィの場合、がんは白く写りますので「雪山の白ウサギ」をみつけるような感じになり、当然がんがみつかりにくくなります。
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無痛MRI乳がん検診(ドゥイブス・サーチ)では、がんが黒く映ります。
無痛MRI乳がん検診では、マンモグラフィでは見分けのつきにくいがんが次々に発見されています。

無痛MRI乳がん検診(ドゥイブス・サーチ)のがん発見率は、1000人あたり14.7人でした。直接比較はできませんが、平均的なマンモグラフィの5倍以上に相当します。
マンモグラフィ

無痛MRI乳がん検診

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死角がない検査
乳房の形状や密度は人それぞれ異なるため、従来の検査(マンモグラフィ・乳房専用PET・リングエコー)は乳房の奥(胸壁)や脇の下の撮影が難しく、死角が存在します。
無痛MRI乳がん検診(ドゥイブス・サーチ)は乳房の奥(胸壁)や脇の下まで、まんべんなく映ります。
MRIは有効感度範囲が広く死角が存在しない為、どの部分も高精度で検査ができます。

無痛MRI乳がん検診が提供する安心感
無痛MRI乳がん検診は、痛みがないだけでなく、以下のような心理的安心感をもたらします。
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早期発見への自信
高いがん発見率により、早期発見・早期治療の実現が可能です。 -
繰り返し受けやすい
無痛であるため、定期的な検診への心理的ハードルが低くなります。
終わりに
無痛MRI乳がん検診は、精度が高く、死角がないという特長で高いがん発見率を実現しています。健康を守るために、乳がん検診の新たな選択肢の1つとしてこの検査方法をぜひ検討してみてください。